人生はいつもちぐはぐ

角川ソフィア文庫

鷲田 清一

2016年10月25日

KADOKAWA

924円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

昔のおとなが背中で伝えた、生きるうえで大切なこと。 未来の同業者にみっともない仕事はできないという、職人の矜持。 般若心経を丸ごと暗記した五歳児のまなざしの先にあるもの。 大きな災害を前に口ごもるしかない、私たちの気持ちーー。 生きることの機微をめぐる思考が、 日々の出会いやエピソード、遠い日の記憶から立ち上がる。 まなび、痛み、しあわせ、自由、弱さなど、 身近なことばを起点に広がってゆく哲学エッセイ。 (角川学芸出版刊『おとなの背中』改題) まえがき -- 「これで死ねる」と言えるとき 1.伝えること/応えること 2.おとなの背中 3.人生はいつもちぐはぐ 4.ぐずぐずする権利 5.言葉についておもうこと 6.贈りあうこと 7.東日本大震災後 2011-12

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三日月ロック

哲学者の日常エッセイ

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3.7 2019年11月21日

日常にありふれた問題について著者独自の視点から 様々な考察がなされているボリューミーな本。 一読して全て理解できたとは言い難く、また読了するまでにも それなりに時間がかかったが、著者の思考力が生み出す 味わいある文章が私の読みたい気持ちを駆り立てた。 論じている内容が多岐に渡るため、実際に手に取って 読んでみることをオススメしたい。

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