悲劇文学の発生・まぼろしの豪族和邇氏(1)
角川ソフィア文庫
角川 源義
2017年6月17日
KADOKAWA
1,320円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
いかにして日本民族に、悲哀の文学とも称すべきものが発生したか、そしてその管理者は誰であったか、更になぜこの管理者が自分の味わった悲劇として語らねばならなかったかー処女作「悲劇文学の発生」をはじめ、語りと伝承者、悲劇文学の流通を論じる四篇を収録。『古事記』のなかに頻出する豪族和邇氏の存在に着目し、その謎と伝承との関わりを解き明かす。国文学者・角川源義の原点をさぐる、珠玉の論考集。
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