張学良秘史 六人の女傑と革命、そして愛

角川ソフィア文庫

富永 孝子

2017年7月25日

KADOKAWA

1,188円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

盧溝橋事変より80年。 生前の張学良に直接取材をした日本人作家が、20年以上をかけて明らかにした歴史秘話!! 半藤一利氏(作家) 「20世紀、戦争と革命の歴史のなかに、温かな情が交わされていた。張学良の秘史は、世界が緊張関係にある現在にこそ活きるだろう。本書の刊行も、歴史的事件だ」 山田洋次氏(映画監督) 「波瀾万丈の人生とはこの人のための言葉だろう。動乱の20世紀を生き抜いた風雲児張学良は『戦争は人間のすることではない』と言い切った紳士だった」  西安事変。中華人民共和国誕生の遠因ともなった大事件を、一人の男が起こした。  1901年。軍閥・張作霖の長男として生まれ、2001年百歳で世を去った張学良である。20世紀中国の歴史をそのまま背負って生きた男である。 生前の張学良に直接取材した著者に、彼はこう切り出した。「あなたには、私と女性のことを話しましょう」 蒋介石夫人・宋美齢、ムッソリーニ令嬢・エディ、幽閉時代を支えた妻と秘書に最高の女友達……。  戦争と革命の渦中にあった、知られざる”情の歴史”を甦らせたノンフィクション!  序章  二〇世紀一〇〇年の歴史を生きた男 第一章 一四歳の初体験ーー父・張作霖 第二章 世紀の離婚状ーー最高の妻・于鳳至 第三章 軍閥を支えた物理学者ーー第二夫人・谷瑞玉 第四章 “主義”を変えた純情ーームッソリーニ令嬢、伊公使夫人・エディ 第五章 幽閉を支えた手ーー秘書、そして最後の妻・趙一荻 第六章 六六年目の愛の告白ーー蒋介石夫人・宋美齢 第七章 最高の女友達ーー中央銀行総裁孔祥熙夫人・蒋士雲 終章  愛と革命に殉じよ あとがき 文庫版あとがき 主要参考文献

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