
日本人のための第一次世界大戦史
角川ソフィア文庫
板谷 敏彦
2020年11月21日
KADOKAWA
1,540円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
日本人はこの戦争の重要性を知らなさすぎるーー。欧米では”The Great War” と称される第一次世界大戦。その実態を紐解くと、覇権国と新興国の鍔迫り合い、急速な技術革新とグローバリゼーションの進展など、WW1開戦前夜と現代との共通点が驚くほどに見えてくる。旧来の研究の枠を超え、政治・経済・軍事・金融・メディア・テクノロジーなど幅広い観点から、戦争の背景・内実・影響を読み解く、日本人のための入門書。 まえがき 第1章 戦争技術の発達 第2章 国民国家意識の醸成 第3章 兵器産業の国際化と戦艦 第4章 世界から見た日露戦争 第5章 20世紀の新しい産業 第6章 第一次世界大戦勃発 第7章 日本参戦 第8章 戦線膠着 第9章 戦争の経済 第10章 消耗戦の中で 第11章 新兵器の誕生 第12章 終戦へ 第13章 戦後に残されたもの あとがき 文庫版あとがき 注釈 年表・人的損失
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(5)
starstarstarstarstar
読みたい
11
未読
4
読書中
0
既読
21
未指定
67
書店員レビュー(0)書店員レビュー一覧
みんなのレビュー (2)
参考になった順
新しい順
読むことを勧めたい本
starstarstarstar 4.7 2023年05月17日
star
「歴史を面白く学ぶCOTEN RADIO」にて紹介されていたので呼んでみた。
第一次世界大戦は学校の授業でも正直サラッとしか扱わないので知っているようで全く知らなかったというのが面白かった。
特に面白く感じた箇所は技術の発展について。
戦争開始時には飛行機の採用が始まったくらいで偵察用に使っていただけだったのに、途中からは空戦を行うまで技術が進んでいた。
これの繰り返しだなと感じる。
帝国主義、資本主義をリードしたイギリスが逆に車の発達が遅れてしまったエピソードなんかも今の世界にも通じるところがある。
途中まではドイツが最終的に勝つ以外考えられない戦況だったけれど、情報・物流を抑えられ、直接的な戦闘でも連合国軍側が優位に立つことで大戦が集結していくことも感慨深い。
終わりの感じは二次大戦とはかなり異なるように感じた。
こういったことを繰り返さないためにも知識として入れておくことの重要さを感じる。
このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る
いいね0件
登録しました。
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X

LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
MiAkir
読むことを勧めたい本
このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る
いいね0件