
法然を読む 「選択本願念仏集」講義
角川ソフィア文庫
阿満 利麿 / 芦澤 泰偉
2011年9月23日
KADOKAWA
900円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
「南無阿弥陀仏」と唱えるだけで皆往生できるーー。法然が深甚な智慧と膨大な行の大系の中から選び取った一行は、不条理や不安が生み出す絶望から人々を自由にする唯一の言葉であった。熾烈な弾圧を受けながらも、法然はどのようにして新しい救済の道を見いだすに至ったのか。主著『選択本願念仏集』をテキストとしながら、その信念と現代的意義を丁寧に読み解く。人類社会にとって、宗教の果たす役割とは何かを考える絶好の書。 まえがき 序章 中世という時代と法然の出現 輪廻という物語 神は仏の一部 忌みとケガレ 法然の「宣言」 平重衡の最期 『選択本願念仏集』 第一章 新仏教「浄土宗」の樹立 法然の選択 道綽の決断 「火宅」 「仏性」 時代のなかの人間 「浄土門」から「浄土宗」へ 第二章 新しい救済原理と方法 「正行」と「雑行」 「開合」「翻対」「相対」 「本願」 「第一八願」 「選択」 「平等の慈悲」 「一向」 経典から念仏へ 第三章 どのように「信じる」のか 「三心」 「信心」成立のための二つの過程 宗教は主観的事実である 旅人のたとえ 第四章 「諸行」論 なんのために「諸行」が説かれているのか 念仏を証明する仏たち 「共存」の論理 終章 ひとえに善導による 念仏弾圧のなかで ふたたび「選択」について ひとえに善導による 『選択本願念仏集』からなにを読みとるか あとがき 文庫版あとがき
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