
武士とはなにか 中世の王権を読み解く
角川ソフィア文庫
本郷 和人 / 高柳 雅人
2013年5月25日
KADOKAWA
775円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
中世は「武士の時代」だった!覇権をかけた武士たちの闘い、そして武家政権としての将軍権力の実態とは?源平争乱から戦国時代を経て、徳川幕府完成までーー。貨幣経済の浸透、海の民の活躍、一神教の衝撃、東西の衝突などの刺激的な視点から、武士が「戦士から統治者としての王」となったプロセスを追う。先入観や従来の教科書的な史観を排し、その時代の「実情」から、権力の変遷を鮮やかに読み解く、新しい日本中世史。 はじめに 第一章 中世の王権 1 権門体制論 2 東国国家論と二つの王権論 3 王権は「自立」する 4 戦国大名というモデル 5 王権は「自律」する 第二章 実情と当為 1 当知行ということ 2 実力主義 3 「上から」と「内から」 4 武家王権の成立 第三章 武門の覇者から為政者へ 1 下文と下知状 2 統治への覚醒 3 直状と奉書 4 王権、第三の定義 第四章 土地と貨幣 1 血か家か 2 貨幣の流入と商品経済の成立 3 「もの」への執心 4 徳政令と鎌倉幕府の自壊 第五章 東と西 1 海の武士団 2 切断と接合 3 一つの王権へ 4 一三九二年、東の切断 5 一六〇〇年、東西の激突 第六章 顕密仏教と新しい仏教 1 鎮護国家 2 顕密体制と朝廷 3 やさしい仏教と統治 4 武家の仏教 第七章 一向宗、一神教、あるいは唯一の王 1 在地領主と農民 2 タテかヨコか 3 一向宗と一神教 4 王権の収斂──中世の終焉 おわりに あとがき 文庫版 あとがき──これからの私の方向性をめぐって
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