
パリ、娼婦の街 シャン=ゼリゼ
角川ソフィア文庫
鹿島 茂
2013年10月25日
KADOKAWA
1,012円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
シャンゼリゼ、ブローニュの森、アパルトマン。資本主義の発展とともに、娼館で働いていた娼婦たちは自由な猟場を求めて街へ出た。美しく着飾り、客引きをする私娼たち。彼女たちは偽りの愛を金で売り、真実の愛を求めてパリの街を彷徨い歩くーー。贅沢三昧の高級娼婦や、身を持ち崩した街娼を取り巻く社会の構造からは、現代にも通じる世の理が見えてくる。『パリ、娼婦の館メゾン・クローズ』と対を成す娼婦の文化論! はじめに 1 売春と資本主義 愛の共同幻想体としてのブラスリ メゾン・ド・ランデヴーと人妻 なぜ、売春をしてはいけないのか 歩き回る私娼たち(グラン・ブールヴァール) 盛り場と私娼(パレ・ロワイヤル) 私娼たちの聖地(パサージュ) ハンカチ屋と娼婦 2 日本人が探訪した魑魅魍魎の世界 日本男性の欧米歓楽街案内 一九二〇年代パリの出会い系サイト 完璧なパリ歓楽案内 3 娼婦の家計簿 「高級」娼婦の家計簿 高級娼婦への道 娼婦の「向上心」 入口男とバイパス女 男の破滅願望と高級娼婦 4 ヒモの存在 ヒモはなぜ必要なのか 愛の証明 ヒモつきの娼婦とメゾン・クローズ 女衒という存在 取り持ち女の仕事 社交界・半社交界の女衒たち 高級娼婦と小間使い 5 ブローニュの森の貴婦人たち パリ売春地図 娼婦たちの営業活動 飾り窓の女 メゾン・クローズに幕をひいた娼婦 文庫版あとがき
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