さみしさの周波数

角川文庫 角川スニーカー文庫

乙一

2003年1月31日

角川書店

502円(税込)

ライトノベル

「お前ら、いつか結婚するぜ」そんな未来を予言されたのは小学生のころ。それきり僕は彼女と眼を合わせることができなくなった。しかし、やりたいことが見つからず、高校を出ても迷走するばかりの僕にとって、彼女を思う時間だけが灯火になった…“未来予報”。ちょっとした金を盗むため、旅館の壁に穴を開けて手を入れた男は、とんでもないものを掴んでしまう“手を握る泥棒の物語”。他2篇を収録した、短編の名手・乙一の傑作集。

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乙一「さみしさの周波数」

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0
2019年12月14日

みんなのレビュー (1)

fenghao

(無題)

-- 2019年05月26日

[private]<hr>「さみしさの周波数」 ▽「未来予報‐あした、晴れればいい。」 「お前ら、いつか結婚するぜ」 そんな預言を受けて、彼女と目を合わせられなくなってしまうと……。 古寺君の預言が出来るわけは特に話されませんでしたが、良作でした。 ▽「手を握る泥棒の物語」(後『失はれる物語』に収録されたらしい) アイディア勝利なのかな。手つっこんで泥棒するんだけど、そっからユニーク。 けど、握手会のオチは自分にはいらなかった。彼女の心理が説明不足だと思う。 ちょっと理解しにくい部分が……、そこがまた良いのかな? ▽「フィルムの中の少女」 せつないホラー。非常に効果的な文章で書かれていました。 だけど、その書き方は全部相手に対しての話口調で、全体の把握としてはイマイチ。 ミステリぽいのだが、ミステリをそこそこ読む自分にはつまらないものがあった。 ▽「失はれた物語」() 最近ドナーカードについての話を聞かされたせいか、かなりジ~ンときた。 あんまり現実味のない部分もありますが、非常に悲しいものがありました。 生きたくても自由がきかない、死にたくても死ねない。非常に悲しいものがあります。 (まぁ、最初に言ったドナーカードは特にこの話とは関係ないです) △ 全体的にせつない話ばかりでした。読みやすい文章も綺麗で非常に良い。 乙一さんはちょっと変わった設定でオチが非常に決まってるから良いよ。(駄作もあるが) 羽住都さんの挿絵なんかも、雰囲気を醸し出していて、効果的でした。 角川スニーカー文庫の中では、乙一作品なのでかなり異質なものを感じます。 ラノベで乙一には甘いような評価かもしれないけど、文章とか好きだし「良い」以上で。[/private]

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