GOTH 夜の章
角川文庫
乙 一 / 帆足 英里子(ライトパブリシティ
2005年6月25日
KADOKAWA
484円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
森野夜が拾った一冊の手帳。そこには女性がさらわれ、山奥で切り刻まれていく過程が克明に記されていた。これは、最近騒がれている連続殺人犯の日記ではないのか。もしも本物だとすれば、最新の犠牲者はまだ警察に発見されぬまま、犯行現場に立ちすくんでいるはずだ。「彼女に会いにいかない?」と森野は「僕」を誘う…。人間の残酷な面を覗きたがる悪趣味な若者たちー“GOTH”を描き第三回本格ミステリ大賞に輝いた、乙一の跳躍点というべき作品。「夜」に焦点をあわせた短編三作を収録。
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ぱうあたん
再読シリーズ
ネット記事に良質ミステリー10選として挙げられており再読を決めた。本書は頁数も多くないのでサクッと読めるだろうと感じたこともポイントの一つである。 グロテスクなダークファンタジーと言っていいと思う。舞台は現実社会だが、著者が後書きにて怪物が出てくるファンタジーを書いたつもりと主張していたから問題ないだろう。14歳の頃手に取った本だが、当時の自分にはショッキングな内容だった。今読むと設定の真新しさよりも精緻なストーリー展開に目が向く。無駄なく構成された文章は今も魅力を損なわない。
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