
大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる
角川文庫
井堀 利宏
2018年11月22日
KADOKAWA
660円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 文庫
私がなぜこの本を書いたのか。その理由は「経済学」を学問として知っておくことが、いまますます必要とされている、と感じるからです。テレビや新聞で、経済についての話題が取り上げられない日は1日もありません。でも、ただ流れていく情報をインプットしているだけでは、本当の教養は身に付きません。 ある経済の動きがどんな意味を持っているのかを理解するためには、経済学の思考の枠組みを身に付ける必要があります。(「はじめに」より) 著者が東大で20年以上教えてきた「ミクロ」「マクロ」のエッセンスを、ぎゅっと1冊に凝縮! これからの時代を生き抜くために、すべての日本人に必要とされる教養としての経済学が、1日30分×20項目=10時間で学べます。 1)ミクロ経済学とマクロ経済学 2)ミクロ経済学の基本 3)消費者はどう行動するのか 4)企業はどう行動するのか 5)市場の機能と価格メカニズム 6)所得分配の決まり方 7)独占と規制 8)寡占市場 9)外部性と市場の失敗 10)不完全情報の世界 11)マクロ経済学の基本 12)GDPはどう決まるのか 13)マクロ経済主体の行動 14)財政政策 15)金融政策 16)景気と失業 17)インフレとデフレ 18)経済成長 19)国際経済 20)マクロ経済政策
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限界デメリット曲線→価格単価に垂直、消費量に並行な直線。これと限界曲線の交点が最適消費量 競人→仮おきの価格を所与として需給を読み解く人 レント→地代のような固定資産で得られる収益 日本はgdp/土地単位が高いから地代が高い 準レント→専門性のある職業に発生する報酬 ローレンツ曲線→縦軸・所得額累計比、横軸・世帯数累計比が指数的になる状態。格差があるほど極端になる。 ジニ係数→ローレンツ曲線の下方膨らみ具合。大きいほど格差が大きい。 フォーク定理→ゲーム理論的にはカルテルが長期的に起き続けた(ナッシュ均衡)方が両者の最適戦略になる コースの定理→外部不経済は、ピグー税がなくても経済が主体的に解消してくれる、という考え 政府の4つの機能 ①資源配分 ②所得再分配 ③安定化 ④将来世代への配慮 バローの中立命題→どの世代も前の世代の公債を考慮するから、将来世代への増税は自分への増税負担と同じと受け止めることになる 世代会計→年代別で政府収支の現在価値を計算したもの
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ネットの進歩と身近な経済学
昔々、経済学は遠い世界の出来事でした。自分が学生の時、インターネットは研究用でしかなかったので株を買うにしても証券会社に現金を持って行って成り行きで買うぐらいしか選択がありません。今は株、FXはネットでお手軽でできてしまうので、学生の経済学に対して興味が全然違うと思います。この本は世界経済のファンダメンタリズムを読むための必要な用語を網羅していると思います。学生の時に本気で取り組める環境があればと今の学生を羨ましく思います。
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