
がんの記事を書いてきた私が乳がんに!? 育児があるのにがんもきた
内野 こめこ / 藍原 育子
2021年1月14日
KADOKAWA
1,320円(税込)
美容・暮らし・健康・料理
「2人に1人ががんになる時代」。日本人女性の乳がん罹患者数は、2019年には9万人以上と女性のがんでは最も多い。乳がんは罹患数に比べると死亡数は少なく(がん罹患数予測より)、多くの患者が手術・治療を行い、日常生活に戻る。しかし退院すれば終わりなわけではなく、患者とその家族にとっては「退院こそが始まり」なのだ。 本書の原案を手掛ける藍原育子さんは、30代後半、3歳の娘の子育て真っ最中に乳がんを患った。健康系の雑誌ライターとして知識も豊富、毎年検診を受けていたにも関わらず…。初期ながら全摘を選択、転院を経て手術を行う。「これでまた、普通の生活に戻れる」と思った退院後に、術後の痛みや体調の変化、再発への不安などから、心と体のバランスを崩す。がん患者を専門に診察する精神腫瘍科医に通院し、乳がん患者向けの整体院で体のケアを行うなどしながら5年かけて家族が再生していく、その「闘病後期」の日々を中心に1冊のコミックエッセイにまとめました。 医療監修:湘南記念病院乳腺センター 土井卓子氏/コラム監修:埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科 大西秀樹氏 「がんは自分の一部なんだ…」と受け入れるまでの5年間、手術、通院、仕事、育児…その思いに至るまでの葛藤の日々を描く プロローグ 1話●治療法を決めるのは…私? 2話●さーちゃんのママからがん患者へ 3話● 「やりたい」を叶えてくれる病院はどこ? 4話● がんを知られたくない 5話● かわいそうの呪い 6話● いよいよ手術へ 7話● 退院は始まりだった 8話● 「大丈夫だよ」と言ってほしい 9話● ママの中にいるバイキン 10話● 空っぽの心 11話● どうにかしなきゃと前を向く 12話● 片づけして見えてきたもの 13話● 小1の壁と術後5年目 エピローグ
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