空海と霊界めぐり伝説

角川選書

上垣外憲一

2004年6月30日

角川書店

1,760円(税込)

人文・思想・社会

九世紀末に遣唐使が廃止されると、海の向こうは霊界であり、異国の言語に通じ、海を渡るという行為は、超人的なことと見なされるようになる。なかでも超越的な呪力の持ち主と考えられたのが、真言密教の開祖、弘法大師空海である。文化・精神面での成熟を遂げた平安時代、密教系の僧たちは、跳梁する物の怪や怨霊に対抗する存在として活躍した。平安人の想像した世界観と、それを支えた空海の思想を明らかにする。

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