やきものの見方

荒川 正明 / 角川書店装丁室

2004年8月9日

KADOKAWA

1,870円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

文様・形・彩色など、やきもののデザインやスタイルはどのようにしてできたのか。「宴」をキーワードにやきものを文化史的に読み解き、まったく新たな鑑賞の視点・見方を提供。目からウロコのやきもの入門。 〈目次〉 はじめに─やきものを楽しむ 第一章 うつわを飾った花や鳥   一 花鳥文様の源流   二 古代のうつわを飾った花鳥文─緑釉陰刻花文陶器   三 花鳥文を描いた酒器─中世の刻画文陶器   四 樹木文に込められた意味 第二章 美しき釉の流れ   一 器面の輝き   二 自然釉の魅力   三 「釉流し」鑑賞の確立   四 デザイン化された釉   五 海外で評価された日本陶器の魅力 第三章 やきもの革命─桃山時代の陶器   一 「見るうつわ」を生んだ時代─桃山バブル経済とやきもの   二 華やかな時世粧のうつわ─織部焼   三 古唐津─表された桃山時代の生気 第四章 大皿の時代─宴を飾ったうつわ   一 大皿が語る陶磁史   二 大皿誕生前史   三 大皿の波、到来   四 大名の求めた大皿 第五章 絵画となったやきもの─古九谷   一 人物を描いたやきもの   二 古九谷と『五言唐詩画譜』   三 画譜が用いられた背景   四 加賀藩前田家と古九谷 第六章 和様意匠の確立─伊万里磁器の洗練   一 富士山を描いたやきもの   二 鍋島焼にみる寛文スタイル 第七章 京焼の雅─仁清と乾山   一 野々村仁清の評価と造形   二 乾山焼の伝統と革新 第八章 鑑賞陶磁の成立─近現代陶芸   一 鑑賞陶磁の確立   二 近現代陶芸の「真」体と「草」体 参考文献 あとがき

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