
万葉集 隠された歴史のメッセージ
小川 靖彦
2010年7月31日
KADOKAWA
1,760円(税込)
人文・思想・社会
新元号「令和」決定! 『万葉集』1200年目のベストセラーに。 『万葉集』は何のために編集されたのか。漢字で〈やまと歌〉を書くための技術をどのように開発し、それが歌にどのような広がりを与えたのか。万葉の歌の魅力を堪能しながら『万葉集』の全体を一望する。 〈目次〉 はじめに 第一章 『万葉集』という「書物」──「やまと歌」による〈歴史〉の創造 【第一章のための基礎知識】 一 「書物」としての『万葉集』 二 皇統の《始祖》──一番歌・雄略御製 【コラム1・一番歌はいつ作られたか】 三 満ち足りた実りの国──二番歌・舒明御製 四 歴史上の舒明天皇 【コラム2・不思議な標目】 五 天皇による統治の完成への歩み 六 藤原宮の主・文武天皇 【コラム3・皇位継承の次第を示す配列】 七 巻子本であった『万葉集』 八 成長する「書物」・『万葉集』 【コラム4・音読から黙読へ】 第二章 万葉歌人たちの詩の技法 【第二章のための基礎知識】 一 額田王の〈媚態(コケットリー)〉 二 柿本人麻呂の想像力 三 山上憶良の悟り得ぬ心 四 大伴家持の孤独 五 作者未詳歌の輝き 第三章 漢字に託す心──漢字で書かれた「やまと歌」 【第三章のための基礎知識】 一 巻一の書記法──記憶に支えられた大胆な表記 二 『万葉集』の《文字法》 三 漢字から「かな」へ 第四章 万葉集古写本の世界 【第四章のための基礎知識】 引用文献一覧/学びの導き手 おわりに
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