和本への招待

日本人と書物の歴史

角川選書

橋口侯之介

2011年6月30日

角川学芸出版

1,760円(税込)

小説・エッセイ

平安時代の物語が、なぜ今も読めるのか?1300年の歴史をもつ「和本」には、日本人の知恵、技術、美意識や読書熱がたっぷりと内包されている。素材や綴り方、写本の手法、本屋の仕事など、和本にまつわる歴史を辿り、日本独自の豊饒な文化を一望。『源氏物語』などの古典から江戸の大衆小説、市井の本屋の日記まで、時を超え、今も手にとって愉しめる和本の“ものがたり”を解き明かす。

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