「ぐずぐず」の理由

鷲田 清一

2011年8月31日

KADOKAWA

1,760円(税込)

語学・学習参考書

「のろのろ」「おろおろ」。動作の擬音ではなく、振舞いの抽象としての表現が、なぜぴたりとその様態を伝えるのか。ドイツ語で「音の絵」ともいうオノマトペを現象学的に分析。現代人の存在感覚を解き明かす。 〈目次〉    言葉の感覚 序にかえて 1 声のふるまい オノマトペのさまざまな顔      ぎりぎり      ぐずぐず      ちぐはぐ      ゆらゆら      ふわふわ      ほっこり      ぼろぼろ      なよなよ      にやにや      ねちゃねちゃ 2 音の絵 オノマトペの構造    1 音の絵       感覚による抽象       批評と否定    2 言葉の内臓感覚       音の軌み       内圧の高まり       言葉の原体    3 律動と情調       初発のリズム       いのちの息遣い    4 感覚の越境       声のテクスチユア       音色──肌理の表現       干渉しあう感覚    5 意味の内と外       アナーキーな言葉の輝き       意味と音調       意味と無意味       オノマトペの造語機能    6 魂の言葉 結びにかえて    あとがき

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