風土記 日本人の感覚を読む

橋本 雅之

2016年10月27日

KADOKAWA

1,760円(税込)

人文・思想・社会

七一三年の官命によって編纂された「風土記」。全国各地の産物や土地、神話などを記す古代の貴重な資料である。その地誌としての性格をふまえ「風土記」を読み解けば、日本人に通底する心のありようが見えてくる。 第7回古代歴史文化賞優秀作品賞受賞作。 【目次】 はじめに 第一章 「風土記」とはなにか 第二章 「風土記」の時間  序 説  第一節 「風土記」の時間認識 -「古」「昔」「今」-  第二節 神の歴史 -オオナムチ神話の国作りー  第三節 天皇の歴史 -風土記巡行伝説ー  第四節 祖先の歴史 -「祖」「初祖」「遠祖」「始祖」「上祖」- 第三章 「風土記」の空間  序 説  第一節 神話の空間認識  第二節 里長の役割と「里の伝承」  第三節 巡行伝承の空間的再配置 第四章 「風土記」からみた日本文化  序 説  第一節 松になった男女の「罪」と「恥」  第二節 天女の追放 終章 「風土記史観」でみた古代の日本 おわりに 参考文献

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