密談の戦後史
塩田 潮
2018年3月22日
KADOKAWA
1,870円(税込)
人文・思想・社会
次期首相の座をめぐる裏工作から政界再編を賭けた秘密裏の交渉まで、歴史の転換点で行われたのが密談である。幣原喜重郎とダグラス・マッカーサーによる憲法9条誕生の密談から安倍晋三が再登板を決意する密談まで、戦後政治とはまさに密談の歴史といえる。本書は、1945年8月の第2次世界大戦終結から、現在の第2期安倍政権が発足する2012年12月まで、67年間の政治史の中から計33の密談を取り上げている。大きく区分けすると、「政権奪取に関する密談」「政権延命に関する密談」「首相辞任をめぐる密談」「政治構造の転換をめぐる密談」「政策や法案成立に関する密談」「その他の政治工作に関する密談」の6タイプ。政治を変える決定的な役割を果たした密談・密約を通して、知られざる戦後史をたどっていく。 序 章 「1強」体制と密談政治 第1章 自民党発足以前(幣原〜吉田)の密談 第2章 自民党政権の草創期(鳩山一郎・石橋・岸)の密談 第3章 自民党政権の絶頂期(池田・佐藤)の密談 第4章 「三角大福中」の派閥抗争期(田中〜中曽根)の密談 第5章 自民党政権の没落期(竹下〜宮沢)の密談 第6章 非自民首相政権期(細川〜村山)の密談 第7章 自民党首相復活期(橋本〜麻生)の密談 第8章 民主党政権から安倍再登場まで(鳩山由紀夫〜野田)の密談 終 章 密談政治の構造と構図
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