
和歌史 なぜ千年を越えて続いたか
渡部 泰明
2020年10月30日
KADOKAWA
1,870円(税込)
人文・思想・社会
言葉には、意味を越えて心に届く力があるーー。七世紀前半には形態を整え、江戸時代まで続いた和歌。なぜ三十一文字の定型詩は千二百年以上も続いたのだろう? 額田王から、紀貫之、紫式部、西行、藤原俊成・定家、細川幽斎、香川景樹まで。歌人たちが紡いできた言葉と言葉は、本歌取りや掛詞、縁語などを通して網の目のようにつながり広がっている。連綿と続く「言葉の網」を通史的に読み解き系譜化し、和歌史全体をとらえ直す! 【目次】 額田王─宮廷に演じる 柿本人麻呂─劇を作る 山上憶良─到来するものへのまなざし 大伴家持─和歌史を始める 在原業平─生の境界で歌う 紀貫之─言葉の想像力を展開する 曾禰好忠─身の想像力を解放する 源氏物語の和歌─創作感覚を刺激する 和泉式部─生と死を越境する 源俊頼─連動する言葉と想像力 西行─変貌を演じる 藤原俊成・定家─「古典」をつくる 京極為兼と前期京極派─あわいにひそむ意志 頓阿─正統派和歌の普及者 正徹─想念と感覚にまぎれる 三条西実隆─「みやび」を守り立てた文化人 細川幽斎─戦国を生き抜く歌道 後水尾院─和歌の価値を高める 香川景樹─溶け込んでいく「しらべ」
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