
大上明久利作品集 KILLER QUEEN(1)
ハルタコミックス
大上明久利
2020年7月15日
KADOKAWA
880円(税込)
漫画(コミック)
たったひとりの親友を失った刑事・リアナは、 己の正義に従って、復讐という名の悪に手を染めようとしていたーー。 74ページの長編ノワール、表題作「Killer Queen」をはじめ、 機械の箒を駆る魔女を描いたデビュー作「Hexenhammer」。 のっぽなウェイトレスのトホホな日常を描く「Tall Boy」など、 バラエティーに富んだ全8編を収録。 『極東事変』で注目を集める、気鋭の新人・大上明久利の デビュー作から、最新の短編に至るまでを、余すことなくお楽しみ頂けます。 全240ページ、カラーイラストも収録。 濃ゆーーい1冊!
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引き金に指を掛けて彼女は微笑んでいる
starstarstarstar 4.0 2020年07月31日
表紙が性癖に刺さったならば、ジャケ買いして正解。
書き込まれた銃やメカ、背景につい目を奪われがちだが、対照的にシンプルな造形のキャラクター達が浮かべる一瞬一瞬の表情に心奪われる。
表題作からタイトルをつけたが、特に大ゴマが用意されているわけではない。この主人公が微笑む画は瞼の裏に焼き付いて離れない。
セリフまわしは気取らないものだが、それゆえに一層、各物語の見せ場の画が際立つ。
見せ場を描くための物語作りという印象で、起伏はあまりなく淡々と進む。
『極東事変』は、魅力が前面に押し出されている印
象で、この短編集はその前段階。テンポ感はやや薄いと感じる。
結末は皆が皆、甘いわけではない。
人は呆気なく死ぬ。
武器を手にしたならば、その結末は半分死、半分生ということなのかもしれない。
(hontoにも同レビュー掲載)
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Bis
濃い短編集
どの作品も描き込み、ストーリー共にいい。九龍城の話やガンマンの話など時代や場所もいろいろ。日本の話もある。 何度も読み返したくなる。 背景の描き込みがとにかく好きで、一回読んだら今度は背景をしっかり見るために読み返す。 ぜひ紙で読んで欲しい作品。
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