大戦略日独決戦(死闘編)
カドカワノベルズ
桧山良昭
1993年4月30日
角川書店
811円(税込)
小説・エッセイ / 新書
地中海周辺にあるドイツ空軍の飛行場を、各々の空母から飛び立った日、英艦爆連合隊が急襲し、壊滅状態にした。制空権を確保した日本艦隊は、狭いスエズ運河の強行突破を敢行。巡洋艦に犠性は出たものの、無傷で通過した戦艦大和と武蔵が反撃に転じ、その巨砲が独・伊艦隊めがけて一斉に火を噴いた。ドイツが誇る戦艦ティルピッツの周囲に滝のような水柱が上がる。その直後、ものすごい衝撃が艦を襲った。巨弾が命中したのだ。ティルピッツの乗員たちは、その恐るべき射程距離と破壊力に呆然とするばかりだった…。満州・中東の激戦を経て、舞台は地中海へ。いよいよ佳境に入る決戦第三弾。
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