怪談の道

内田 康夫 / 塩谷 博明 / 宇野 亜希良

1996年3月25日

KADOKAWA

858円(税込)

小説・エッセイ / 新書

核燃料に関する取材で鳥取県を訪れた浅見光彦は、小泉八雲がかつて「地獄」と形容した宿で美人異父姉妹と出会った。ふたりに好意を寄せられた浅見は、切実な相談を持ちかけられる。それは、妹の父親が突然の死を遂げた真相を究明することだった。録音テープに残された“カイダンの道”という謎の言葉を手がかりに、浅見は調査を開始するが、今度は姉の父親が何者かに殺害された。ふたつの死に秘められた忌わしき過去。浅見はやがて、三十年前に起きた核開発闘争に事件解決の糸口を見出すのだがー。旧き良き日本の風土を叙情溢れる文体で描き、原発という現代の社会問題に鋭くメスを入れた長編文芸ミステリー。

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