ガンパレード・マーチファンブックビジュアル&ノベルズ

小説版

2009年7月31日

アスキー・メディアワークス

2,200円(税込)

人文・思想・社会

一九四五年第二次世界大戦は意外な形で終幕を迎えた。「黒い月」の出現。それに続く、人類の天敵の出現である。人類の天敵、これを幻獣という。確固たる目的も理由もなく、ただ人を狩る、人類の天敵。人類は、存続のため天敵と戦うことを余儀なくされた。それから五十年。戦いはまだ続いている。一九九八年人類は幻獣に記録的な惨敗を喫す。事態を憂いた日本国首脳は一九九九年に二つの法案を可決する。ひとつは幻獣の本土上陸を阻止するため、熊本要塞の戦力増強。もうひとつは十四歳から十七歳までの少年兵の強制招集である。そしてー同年三月、5121小隊発足。過酷な消耗戦の中、苦肉の策として新規編制された試作実験小隊は、三機の人型戦車・士魂号を駆って熊本各地を転戦。死闘を繰り返した。当初は捨て駒としか考えられていなかった小隊は、意外にも善戦。しだいに戦線の将兵の間で語られるようになっていった。この物語は5121小隊ら少年兵の戦いの日々を伝えるものである。

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