キノの旅XIII the Beautiful World(13)
電撃文庫
時雨沢 恵一 / 黒星 紅白
2009年10月10日
KADOKAWA
671円(税込)
ライトノベル / 文庫
「何だ?」キノが『フルート』を構えてスコープを覗いて、今いる丘の上から地平線を見下ろします。しばらくして、ようやくそれが何か分かりました。大量の土煙を生み出していたのは、大地を埋め尽くすような大型動物の大群でした。大きく太い体と頑丈そうな四肢を持つ、鈍い灰色をした草食動物です。「この辺に住むサイの一種、だね。水が欲しくて集団で移動中なんだよ」エルメスが言いました。灰色のサイの群は、何千頭、または何万頭いるのか分かりませんが、濁流のような密集度と勢いで大地を進んできます。その進む先にはー「あ…」『フルート』を向けたキノが、声を漏らしました(「この世界の話・b」)他全11話収録。
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MAOW☪︎⋆
(無題)
1巻から全て見ていますが、最近のキノの旅はなんか微妙です。 えぐい話や切ない話もなく、 長編の「必要な国」もそんなに長くしなくても、もっと簡潔に描けたはずだと思いました。 師匠の話は、あくまで合理的な行動を シズの話は、やさしく切ない話を キノの話は、その中間で、気まぐれで変わる傍観者のような話を 昔はしていたはずなのですが 今回の13巻では、師匠が優しかったり、 キノの話がガッツリ描かれているものが一つしかなかったり 話がよく練られているものがありませんでした。 「嘘つきの国(?)」みたいなエグくも切ない話や、 「レールの上の三人」みたいな、異様な雰囲気の話を もう一度読みたい僕としては 今のキノの旅は物足りないと感じてしまいます。
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