
海援隊烈風録
二宮隆雄
1999年1月31日
角川書店
2,090円(税込)
小説・エッセイ
瀬戸内海の塩飽諸島出身の高次は、幼少時、千石船の船頭になることを夢みていた。高次たち塩飽衆は、かつて倭寇として東シナ海を席券した海賊衆の末裔で、海に命を晒して生きることを誇りとする男たちである。ある日、高次は江戸湾に黒船が来航するのを目撃し、その日を境に、より大きな船で世界の海に乗り出すことを決意する。長崎の海軍伝習所で航海技術を学んだ高次は、咸臨丸に乗船し太平洋を横断。艦長の勝海舟、共に乗り組んだジョン万次郎の開国論に共鳴し、格段に進歩した新興国アメリカの文明に度肝を抜かれる。『このまま国を閉ざすなら、日本は世界から取り残される』。その想いを胸に帰国した日本には、攘夷の嵐が吹き荒れていた。高次は坂本龍馬と運命的に出会い、激動の時代を共に生きてゆく…。俊英が放つ、書き下ろし海洋時代小説。
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