龍馬(4(薩長篇))
津本陽
2002年4月30日
角川書店
1,870円(税込)
小説・エッセイ
元治元年、幕府は長州征伐を開始した。さらに米英蘭仏の四国艦隊が下関を砲撃、追い詰められた長州藩は幕府に恭順の意を示す。一方、激派志士への支援を疑われた勝麟太郎は軍艦奉行を免職となり江戸へ去った。活動の場を失った龍馬たちを救ったのは西郷隆盛だった。慶応元年、龍馬は薩摩藩の庇護のもと亀山社中を結成、念願の海運交易に乗り出す。長州再征の動きが強まるなか、薩長連携の模索が始まっていた。新たな政権を作るためには両藩の連合以外に道はない。慶応二年、龍馬の仲介により、旧怨を超えて薩長同盟が結ばれる。鹿児島でおりょうとの新婚旅行を楽しんだのも束の間、社中の海難事故で窮地に立たされた龍馬は、長崎に逗留する後藤象二郎との連携を考えていた。勤王党を弾圧し龍馬の盟友、武市半平太を切腹に追いやった人物だった。禁門の変、長州征伐。薩摩への恨み尽きない長州。主導権にこだわり和解をはばかる薩摩。互いに譲らぬ両藩の仲裁に、龍馬が起つ。新しい龍馬の人間像を描く、待望の第4弾。
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