木島日記乞丐相

大塚英志

2001年11月30日

角川書店

1,320円(税込)

小説・エッセイ

あってはならない物語、再び。乞丐相ー折口信夫博士は自らの鼻梁にある青インキの染みの如き痣をそう呼んだ。それはロールシャッハテストの如く、見る者の魂の闇を映し出した。正史と偽史の隙間に浮かんでは消えるあってはならない物語を、仮面の古書店主・木島平八郎が“仕分け”する。超民俗学伝奇小説の傑作第二弾。

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