Another

綾辻行人

2009年10月31日

角川書店

2,090円(税込)

小説・エッセイ

その「呪い」は26年前、ある「善意」から生まれたー。1998年、春。夜見山北中学に転校してきた榊原恒一(15歳)は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げた!この“世界”ではいったい、何が起こっているのか?秘密を探るべく動きはじめた恒一を、さらなる謎と恐怖が待ち受ける…。

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ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)

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0
2020年01月16日

みんなのレビュー (3)

たか

「Another」 読了

starstarstarstarstar 5.0 2020年10月26日

<いないもの> <ある年> <もう一人>....... 夜見山北中学校に転校してきた榊原恒一はクラスに漂う妙な緊張感を感じる。誰かが.......みんなが.......何かを気にしている。 不思議な雰囲気を持つ美少女 見崎メイにひかれ近づくが、クラスメイト達は彼女が存在していないように振る舞う。榊原恒一だけが見えているのか? そんな中、クラス委員長の桜木ゆかりが死んだ。一体何が起きているのか?榊原恒一は謎にのぞむ。 苦手なホラー小説という事でずっと敬遠してきたが、新刊が出るとの事で読んでみた。 ホラーではあるが、ミステリー要素のあるホラー、決しておどろおどろしいものではなく、先が気になり読む手が止まらなかった。 What?.......Why? How?.......Who? 張り巡らされた伏線、そして回収。次々と襲いかかる謎。そこには綾辻行人ワールドが広がっていた。 叙述トリックの妙に「えぇっ」と声を出さずにはいられなかった。 綾辻行人氏はあとがきに、未読の方への挑発になるがとして、「たぶんおおかたの読者の意表を衝くであろう「答え」が結末に用意されている。どうぞお気をつけて───。」と記している。 「Another」 目次 Part 1 What?..............Why? Introduction (8) Chapter 1 April (14) Chapter 2 May Ⅰ (35) Chapter 3 May Ⅱ (89) Chapter 4 May Ⅲ (125) Chapter 5 May Ⅳ (155) Interlude Ⅰ (189) Chapter 6 June Ⅰ (193) Chapter 7 June Ⅱ (233) Chapter 8 June Ⅲ (268) Interlude Ⅱ (318) Chapter 9 June Ⅳ (330) Part 2 How?..............Who? Chapter 10 June Ⅴ (362) Chapter 11 July Ⅰ (410) Chapter 12 July Ⅱ (439) Interlude Ⅲ (466) Chapter 13 July Ⅲ (473) Interlude Ⅳ (519) Chapter 14 August Ⅰ (525) Chapter 15 August Ⅱ (581) Outroducion (659) あとがき (675)

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金鯱

starstarstar 3.0 2020年10月17日

このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る

Aria1307

(無題)

-- 2018年10月10日

Pa: ★★★半 Ma:

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