八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。(1)

メディアワークス文庫

天沢 夏月

2017年1月25日

KADOKAWA

693円(税込)

ライトノベル

本当に好きだった。こんなにも人を好きになることは、この先一生ないだろうとさえ思った。言葉や仕草の一つ一つ、ちょっとした表情の変化、笑い声、髪から香る石鹸のにおい……思い出すと息が苦しくなる。まるで肺の中に、炭酸でも入っているみたいに。  --透子。  高校二年の夏。心臓の病が原因でなくなった彼女のことを、未だ引きずっていた成吾。  あれから四年。交換日記の空白に綴られていく新しい返事。それは見間違えようもなく、透子の文字だった。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(11

starstarstar
star
3.83

読みたい

31

未読

29

読書中

2

既読

107

未指定

109

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (1)

つん

(無題)

starstar
star
2.9 2019年10月15日

さらっと読めるお話。 海に行きたくなる、海辺でこの本を読みたい。 私の心のペースメーカーは誰だろう、、、、。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください