
アオハル・ポイント
メディアワークス文庫
佐野 徹夜
2018年10月25日
KADOKAWA
693円(税込)
ライトノベル
人には「ポイント」がある。ルックス、学力、コミュ力。あらゆる要素から決まる価値、点数に、誰もが左右されて生きている。人の頭上に浮かぶ数字。そんなポイントが、俺にはなぜか見え続けていた。 例えば、クラスで浮いてる春日唯のポイントは42。かなり低い。空気が読めず、友達もいない。そんな春日のポイントを上げるために、俺は彼女と関わることになりーー。 上昇していく春日のポイントと、何も変わらないはずだった俺。これはそんな俺たちの、人生の〈分岐点〉の物語だ。 「どこまでもリアル。登場人物三人をめぐるこの話は、同時に僕たちの物語でもある」イラストを手掛けたloundrawも推薦。憂鬱な世界の片隅、希望と絶望の〈分岐点〉で生きる、等身大の高校生たちを描いた感動の第3作。
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(無題)
「ままない」が意外と良かったから油断してた。途中から「あっこれ好みじゃないな」と思って、頑張ってフラットな姿勢で読もうと思ったけど嫌いなもんは嫌いなんよな、、 まあ設定は全然違うけど、「青くて痛くて脆い」を思い出した 講談社の泉さんがYouTubeでおすすめしてたので読んでみたけど合わなかったな、、失敗したな、、 結局青木にポイントがみえてたのは頭殴られて妄想が激しくなったからってことなのかな?そしたらノートにクラスメイトのポイント書いてたのは普通に性格悪いし(みえてても書かないだろ、文字に残すなよと思ってしまう)、嫌われる理由としては十分だろう。なのに春日も成瀬もなんで青木にべったりなのかわからない。 曽山も、テニス部爽やかイケメンかと思ったら陰湿ないじめっ子だったのもよくわからない。イケメンかつ性格もいい、運動神経もいいやつが実在するから私たち一般人は打ちのめされるんじゃないのか。イケメンを性格悪くしたら、なんか作者が世界の理想像を書いてるのかな?と思ってしまう。 青木が中学でなぜいじめられていたのか書かれていないのもモヤモヤした。理由なくいじめられることはある。だけど、それは無視することが娯楽になるからだ。金属バットで殴る、はよほど鬱憤が溜まってるか、相手に興味があるか、堪えきれない憎しみがあるか、しないとできないと思う。なのになぜ殴られたのかなんの記述もないのはなあ、、 医者が母親と不倫してる設定はどこいったんだ?あれ必要だったのかな 結論、登場人物全員性格悪すぎるし、誰にも共感できない。なにより青木が嫌い。安っぽいラブコメに見られがちな構造がとてもいやだなあ。
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