戦国特攻隊

時間渡航計画

歴史群像新書

吉本健二

2009年6月30日

Gakken

1,026円(税込)

小説・エッセイ / 新書

昭和20年4月、敗戦を目前にした日本帝国は、第二艦隊に沖縄への特攻を開始させた。その裏で、もうひとつの特攻作戦が始められようとしていた。海軍島田研究所の科学者たちから、「時間渡航」実験成功の報告を受けた大本営首脳部が、「過去を変えて日本を勝利に導く」という発想のもと、海軍陸戦隊に特設されていた通称・S特攻隊を、幕末に送り込む計画を立てたのだ。隊長の南原少佐は、生還不可能な作戦計画を部下に伝え、参加者を募った。しかし、作戦発動前に米軍の攻撃に遭い、時間渡航装置の誤作動が起きる。不測の事態によって時空を超えてしまうS特攻隊。しかも、タイムスリップした先は、作戦目的の幕末ではなく、豊臣家が滅びようとする『大阪夏の陣』直前であった。

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