安土大乱記(1)

歴史群像新書

伊藤浩士

2009年10月31日

学研パブリッシング

1,026円(税込)

小説・エッセイ / 新書

他人を信じず、大虐殺を繰り返し、朝廷をも支配するー織田信長は狂気に取り込まれていた。吉田兼和と前田慶次郎は天下に平和をもたらすため信長を討つことを決断する。二人は明智光秀を巻き込み、織田家の分裂を画策。信長を倒す人物として白羽の矢が立ったのは、三木城攻めで城方全員を助命し、信長の大量虐殺の方針に逆らった羽柴秀吉だった。慶次郎らは秀吉が天下を狙っているとの噂を流す。疑い深くなっている信長は、秀吉の謀反と判断。討伐軍を播磨へと向ける。刃向かうつもりのない秀吉だったが、事ここにいたり、ついに叛逆を決意。黒田官兵衛の策により毛利と単独で和睦。さらに徳川家康とも提携。信長との対決は目前に迫っていく。戦国シミュレーション。

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