戦国の勇者(scene 12)
歴史群像新書
津野田幸作
2010年1月31日
学研パブリッシング
1,026円(税込)
小説・エッセイ / 新書
手取川の戦で上杉軍を打ち破った真田軍は、前田慶次郎を大将に富山城を取り囲んだ。この戦で将兵達を助けるために囚われの身となった直江兼続は、長浜城の真田昌幸のもとに送られる。兼続は己の命と引き替えに、あることを成し遂げようとしていた。一方、真田軍に大敗して金沢を追われた前田利家は、羽柴秀吉の旗下に入る。そして、秀吉の命を受け、淡路を取り戻すべく長宗我部との決戦に向かった。圧倒的な火力と真田父子が生み出す天才的な軍略によって、快進撃を続ける真田軍に脅威を感じた徳川家康は、羽柴秀吉に同盟を持ちかける。そして、徳川・羽柴連合軍を結成し、真田軍を挟撃すべく、怒涛の進軍を開始した。果たして昌幸はこの大軍を相手に、勝利を収めることができるのか。
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