三成死すべし(2)
異説桃山戦記
歴史群像新書
尾山晴紀
2010年8月31日
学研パブリッシング
1,025円(税込)
小説・エッセイ / 新書
石田三成ら公儀は、大坂城炎上事件により秀頼の死亡を宣言。事件の首謀者は大老・宇喜多秀家であると断罪。すぐさま大軍を関東へと向けた。韮山城で大谷吉継らが善戦するも、圧倒的な兵力差の前に宇喜多軍は敗北を覚悟するー。しかし、死んだと思われていた豊臣秀頼と真田幸村は、事件から二ヶ月後、突如、豊前中津城に現われ、福島正則、加藤清正ら武功派たちの前で「打倒三成」を宣言する。決起した豊臣軍は、大坂城を奪還。そして三成の片腕・藤堂高虎が守る伏見城を包囲したー。秀頼対三成。その直接対決が目前にまで迫っていた。
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