戦国の七人(1)
歴史群像新書
竹中亮
2012年1月31日
学研パブリッシング
1,026円(税込)
小説・エッセイ / 新書
小早川秀秋の裏切りによって、石田三成率いる西軍は関ヶ原で大敗した。この時、大津城を落とした立花宗茂は、西軍が敗れたことを知り、ある深謀を巡らせる。大坂城にいる総大将の毛利輝元のもとに出向き、瀬田の唐橋を落としたことを告げたのだ。事実上の東軍への宣戦布告に、毛利家の安寧を願う輝元は震え上がるが、結局は腹を括ることを余儀なくされた。一方、上田城の真田昌幸は、七人の智将が揃えば、東軍を倒すことができると予言する。その七人とは、立花宗茂、宇喜多秀家、長曾我部盛親、小早川秀包、島津義弘、毛利秀元、そして、真田幸村であった。いま西軍を立て直すために、宗茂を中心とした七人の勇将が立ち上がる。東軍五万を瀬田川で迎え撃つ西軍の軍略や如何に!?本格戦国シミュレーション。
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