戦国の勇者(SCENE 23)
歴史群像新書
津野田幸作
2012年9月30日
学研パブリッシング
1,026円(税込)
小説・エッセイ / 新書
岩槻城を落とされ、川越城に追い詰められた北条氏政、氏直父子は、関東の主立った大名に急使を出し、援軍を依頼する。真田軍が関東で勢力を伸ばすことを恐れた佐竹や佐野家は、関東連合軍を作って攻撃を開始した。真田軍を指揮する信之は、北条軍と関東連合軍に挟撃されることを嫌い、ある戦略を実行する。一方、遠江に進出した島左近率いる真田軍は、再び浜松城に攻め掛かり、大筒隊を率いる真田幸村と共に、最終決戦を開始した。他方、本多平八郎率いる真田軍は、羽柴家の所領である丹波の八上城に襲い掛かる。それを迎え撃つのは、猛将加藤清正であった。打つ手がなくなった秀吉は、ついに禁断ともいえる秘策を実行し、徳川家康に逆襲を開始しようとするのだが…。
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