
陰流・闇仕置(怨讐狩り)
松平蒼二郎始末帳
学研M文庫
牧秀彦
2004年12月31日
Gakken
649円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
白河藩主・松平定信の隠し子である蒼二郎は、父の密命を受け、正道を犯す悪人を闇に葬る人斬りを生業としていた。しかし、定信の独裁に疑問を感じた蒼二郎は、刺客を請け負うことを拒否し、亡き母の仇敵を見つけることに専心しようとする。一方、蒼二郎と共に、市井の人々を救うべく闇仕置を行う仲間ー伝説の渡世人・辰次と武家手前を伝承する美貌の女・澄江、医師の丈之介は、苛烈な宿命から蒼二郎を救い出そうとする。だが、そこに待っていたのは、蒼二郎を抹殺せんと迫り来る鬼畜の群れと、あまりにも残酷な真実だった…。
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