蒼き狼

新選組武勇列伝

学研M文庫

岳真也

2010年10月31日

学研パブリッシング

712円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 文庫

幕末の乱世、「最後の侍」として果敢に白刃を振るった新選組の烈士たち。己の「義」を貫き通した者、士道に殉ずるを潔しとした者。それぞれが、どのような想いを抱き、みずからの命を散らせたのか?歴史時代小説のベテラン作家が、新たな視点から、近藤勇、土方歳三、沖田総司、芹沢鴨、島田魁、相馬主計、斎藤一の熱き生きざまを克明に描いた武勇列伝。ファン必読の一冊、待望の文庫化。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2021年11月20日

単行本『剣侠―新選組武勇列伝』の文庫化。加筆がある模様。 おのおの一人の人物を主人公とする短編、7篇を収める。近藤、芹沢、沖田、土方、島田、相馬、斎藤の順に収録されている。 読感は良くも悪くも普通といったところ。基本的に史実の枠を超えない範囲で、それぞれの人物の軌跡を辿っている。特に新しい事実が描かれるわけでもなく、よほどけったいな設定であるわけでもなく……。また、同じ出来事を繰り返しその人物の視点から語り直したりするため、後のほうになるほど重複が多くいささか退屈になる。 通暁している人物であるほどその傾向は強い。故に、あまりよく知らないというだけの理由で島田と相馬の話が一番面白く読めました。入門者におすすめ。玄人には少しく退屈だろうと思います。

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あめさと

(無題)

starstarstar 3.0 2021年07月10日

単行本『剣侠―新選組武勇列伝』の文庫化。加筆がある模様。 おのおの一人の人物を主人公とする短編、7篇を収める。近藤、芹沢、沖田、土方、島田、相馬、斎藤の順に収録されている。 読感は良くも悪くも普通といったところ。基本的に史実の枠を超えない範囲で、それぞれの人物の軌跡を辿っている。特に新しい事実が描かれるわけでもなく、よほどけったいな設定であるわけでもなく……。また、同じ出来事を繰り返しその人物の視点から語り直したりするため、後のほうになるほど重複が多くいささか退屈になる。 通暁している人物であるほどその傾向は強い。故に、あまりよく知らないというだけの理由で島田と相馬の話が一番面白く読めました。入門者におすすめ。玄人には少しく退屈だろうと思います。

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