哲学のすすめ

講談社現代新書

岩崎 武雄

1966年1月16日

講談社

924円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

人間はなんのために生きているのだろう?どうしたら幸福になれるのだろうか?哲学はいったいどんな役に立つのだろう?哲学と科学はどうちがうのか?哲学はいつの時代も変らないのだろうか?本書は、こんな疑問にやさしく答えながら、「考える」ことの重要さを説き、生きる上の原理としての哲学を深めた、よりよく生きるためのユニークな哲学入門である。--著者のことば 哲学というものは、その本質上、文章では説明しにくいことが多く、そのため用語も必要以上に難解になり、わかりにくくなる傾向があるが、著者は、日本の哲学書にありがちな特殊な専門語をできるだけ使わずに、ごく平明な文章で説明することに努めている。哲学的な「考え方」を説明し、哲学と科学とはどう違うかというような根本問題を説いている。表現はやさしくできているが、扱われている問題は高度に哲学的である。 ●だれでも哲学を持っている ●科学の限界はなにか ●哲学と科学は対立するか ●哲学は個人生活をどう規定するか ●哲学は社会的意義を持つか ●哲学は現実に対して力をもつか ●科学の基礎にも哲学がある ●哲学は学問性をもちうるか ●人間の有限性の自覚

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