孤愁の岸(上)

講談社文庫

杉本 苑子

1982年2月28日

講談社

693円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

財政難に喘ぐ薩摩藩に突如濃尾三川治水の幕命が下る。露骨な外様潰しの策謀と知りつつ、平田靭負ら薩摩藩士は遥か濃尾の地に赴いた。利に走る商人、自村のエゴに狂奔する百姓、腐敗しきった公儀役人らを相手に、お手伝い方の勝算なき戦いが始まった……。史上名高い宝暦大治水をグローバルに描く傑作長編。 財政難に喘ぐ薩摩藩に突如濃尾三川治水の幕命が下る。露骨な外様潰しの策謀と知りつつ、平田靭負ら薩摩藩士は遥か濃尾の地に赴いた。利に走る商人、自村のエゴに狂奔する百姓、腐敗しきった公儀役人らを相手に、お手伝い方の勝算なき戦いが始まった……。史上名高い宝暦大治水をグローバルに描く傑作長編。(講談社文庫) 奉書一片 古帖佐の碗 光る白髪 夕映童女 いざよい日記 餌と商人 露、撩乱 天井川 初犠牲 花あやめ 雉子汁 ある手紙 籠伏せ論争 夏の月 病鬼 若き藩主 奈落への道

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(1

starstar 2

読みたい

2

未読

2

読書中

1

既読

6

未指定

9

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (1)

yamaura

政治時代劇

starstar 2.0 2017年05月04日

薩摩藩が苛められるけどがんばる。 外様である薩摩が遠く離れた木曽川の改修という無理難題を命じられ、四苦八苦。時代劇であり、政治の話。政治ストーリーは面白いけれど、時代劇はやっぱり合わないな…考え方が理解できないトコもある。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください