
新装版 しろいおくりもの
講談社の創作絵本
立原 えりか / 永田 萠
2013年11月16日
講談社
1,320円(税込)
絵本・児童書・図鑑
秋の最後のひと葉が散って、冬がやってきました。 ある朝、まどかは雪の野原を歩いていると、美しい白い箱を見つけます。箱のまわりには星のかたちのかけらがいっぱい落ちていました。かけらは拾い上げると、すっと消えてしまいます。 凍った湖にも雪が積もりました。そこには真っ白いそりがとまっていて、たくさんの白い箱が積んであり、たくさんの白い服の子どもたちがいるのです。 まどかが拾った箱を抱えて立っていると、子どものひとりがかけてきて、「あった、ぼくの だいじなもの・・・・・・。」と、言って箱を持ち去ってしまいます。その子がそりに乗ると、そりは動き出しして、真っ白い森の奥に消えていきました。 「あの子たちはどこからきたのかしら?」その夜、まどかは考えていると、外はまた雪になりました。 まどかが外に出ると、あのそりと子どもたちがやってきていました。子どもたちがそれぞれ手に持った小さい白い箱を開けると、星のかたちのかけらがあふれ出し、空に上って雪になっていきます。そりを引いて、夜空に舞い上がる子どもたち。雪の中に「あ、り、が、と、う」の文字が、きらきらとかがいて見えました。
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