細胞の社会改訂新版
生命秩序の基本をさぐる
ブル-バックス
岡田節人
1987年5月31日
講談社
918円(税込)
科学・技術 / 新書
バイオテクノロジー、バイオインダストリーという言葉がいまもてはやされている。たしかに遺伝子操作・細胞融合などの新しい手法は、いままで地味だった生物学の潜在的な応用力の大きさを明らかにし、社会全体からその実用化が期待されている。だが、人間がギリシアの昔から知性として追求してきた生きものの謎は、本当に解けつつあるのだろうか?いわゆるバイテクの可能性を踏まえながら、その基礎となる伝統的なバイオロジーの課題が、いまどのように解き明かされつつあるかを紹介する。
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