真田信繁の書状を読む

星海社新書

丸島 和洋

2016年9月22日

星海社

990円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

一次史料から浮かび上がる、真田信繁の素顔 真田信繁は、「大坂の陣で活躍した武将」として広く知られています。しかし、大坂入城から討死までは、彼の人生最後の八ヶ月間にすぎません。それ以前の活動は、置き去りにしてよいものでしょうか? また、「幸村」という名をはじめとする、軍記物由来の情報も史実と勘違いされがちで、結果的に不確かな信繁像が流布してしまっているのが実情です。そこで本書では、信繁が出した全一七点におよぶ書状を道しるべに、彼の足跡を辿りなおしたいと考えます。軍記物など後世に編まれた「二次史料」ではなく、書状という「一次史料」を丹念に読むことで、多くの新知見を得ることができるでしょう。誰も知らなかった、信繁の素顔に触れる旅がはじまります! はじめに 第一章 史料を読むということ 第二章 少年期の書状 第三章 秀吉馬迴時代の書状 コラム 関ヶ原合戦と真田氏 第四章 九度山配流期の書状 第五章 大坂の陣時代の書状 あとがき 主要参考文献

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