
生命あるすべてのものに
講談社現代新書
マザー・テレサ / カトリック広報室
1982年9月17日
講談社
924円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
永遠に伝えたいマザー・テレサ。心にひびく愛のことば。 マザー・テレサは語りかける。力強くシンプルな言葉で、微笑みを絶やすことなく。一片のパンも、ひとかけらの愛もなく、飢え、死んでゆく人びと。生まれる前に愛をはぎとられ、死んでゆく多くの胎児たち。マザーは、この世界にみちみちている貧しさと心の飢えに、身を挺して愛を注ぎこむ、現代の聖母マリアである。自身の祈りの言葉を織りまぜつつ、母と子、学生を中心に、全世代の人びとに生命の尊さを訴えた来日講演録。英文原文付載、10ポ活字使用。 傷つくまで愛せよーー私たちは傷つくまで愛さねばなりません。 あるヒンズー教徒の4歳の子どもが、マザー・テレサは自分の子どもたちに与える砂糖を切らしていることを聞きました。カルカッタで一時砂糖がなくて困ったことがあったのです。その子どもは、これを聞くと両親に話しました。「3日間、お砂糖を食べないよ。ぼくのお砂糖をマザー・テレサにあげるの。」この幼い子どもは大きな愛で愛したのです。なぜなら傷つくまで愛したからです。そして、この子は私にどのように愛するかも教えてくれました。いくら与えたかではなく、与えることにどれだけの愛を注いだか、であると。--本文より ●愛のはじまり ●神の生命にふれる ●若い人びとへーー祈りと愛と奉仕と ●お互いのなかに神の顔を ●愛の運び手ーー長崎・平和のための祈り ●なんじ殺すなかれーー医師・看護婦・学生たちへ ●分かたれぬ愛 ●子ども・美しい贈り物ーー母たちへ ●マザー・テレサと愛を語ろう ●マザー・テレサとの出会いーーP・ミルワード
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