ヒンドゥー教

講談社現代新書

クシティ.モーハン・セーン / 中川 正生

1999年9月20日

講談社

990円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

ジュニャーナ カル バクティ インド思想のすべて 知識、行為、信愛──これらが神にいたる3つの道。その道程において、生と死、魂の救済、環境との調和など根源的な問いかけを発し続けてきたヒンドゥー教の成果と実践の姿を解説。 ●理想的な一生──人間の理想的な一生は4つの段階(四住期)からなっているとされる。第1は学生期、すなわち訓練と教育の期間、第2は家住期、すなわち一家の主人となり社会で積極的に活動する期間、第3は林住期、すなわち俗世との縁を断って森に退く期間、第4は遊行期、すなわち隠者となる期間、の4つである。……ヒンドゥー教では出家が重視されているにもかかわらず、家住期はその後の2つの段階より軽視されているというわけではない。家住期は社会構造の全体に統一と結束をもたらし、他の3つの段階はすべてのこの期間に依存していることからも、ある意味では人生の4時期の中心でもあるとみなされる。……この段階において、ヒンドゥー教とは結婚し活動的な生活をおくることになっている。──本書より ●ヒンドゥー教の本質と発展 ●インド社会の理想 ●カースト制度 ●ヴェーダ文化と教育 ●「ウパニシャッド」と「バガヴァッド・ギーター」 ●「ラーナーヤナ」「マハーバーラタ」「プラーナ」 ●6派哲学 ●バクティの系譜 ●北インドの中世神秘主義 ●バウルの系譜

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