
影の現象学
講談社学術文庫
河合 隼雄
1987年12月31日
講談社
1,298円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
影はすべての人間にあり、時に大きく、時に小さく濃淡の度合を変化させながら付き従ってくる。それは「もう一人の私」とも言うべき意識下の自分だと見ることができる。影である無意識は、しばしば意識を裏切る。自我の意図する方向とは逆に作用し、自我との厳しい対決を迫ってくる。心の影の自覚は、自分自身にとってのみならず、人間関係においてもきわめて重要である。刺激に満ちた万人必携の名著! [本書の内容] 学術文庫版への序 第一章 影 一 影のイメージ 二 ユングの「影」概念 三 影の種々相 第二章 影の病い 一 二重身 二 二重人格 三 夢の中の二重 第三章 影の世界 一 暗黒 二 不可視の影 三 地下の世界 第四章 影の逆説 一 道化 二 トリックスター 三 ストレンジャー 第五章 影との対決 一 自我と影 二 影との対話 三 影と創造性 あとがき 解説(遠藤周作) 学術文庫版への序 第一章 影 一 影のイメージ 二 ユングの「影」概念 三 影の種々相 第二章 影の病い 一 二重身 二 二重人格 三 夢の中の二重 第三章 影の世界 一 暗黒 二 不可視の影 三 地下の世界 第四章 影の逆説 一 道化 二 トリックスター 三 ストレンジャー 第五章 影との対決 一 自我と影 二 影との対話 三 影と創造性 あとがき 解説(遠藤周作)
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