シュリーマン旅行記 清国・日本
講談社学術文庫
ハインリッヒ・シュリーマン / 石井 和子
1998年4月30日
講談社
880円(税込)
旅行・留学・アウトドア / 人文・思想・社会 / 文庫
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ケムケム
シュリーマンが幕末の日本に来ていたとは!
トロイア発見で有名なシュリーマン。 この本を知るまで、彼が日本に来ていたことを知らなかった。 1865年世界漫遊の旅を思いついた彼は、インドから海路、清、江戸、アメリカに旅行した。ヨーロッパ人にしては割と公平な観察や意見が記されている。 この本で初めて知った幕末の様子もあった。当時の各国の公使館の警備の厳しさや混浴風呂、馬は蹄鉄ではなく草鞋を履かせていたこと、町人達が全身に刺青を入れていたこと等、時代小説には出てこないことをたくさん知ることができた。 しかし彼はキリスト教徒の枠内で日本の風俗を批判しているし、当時の幕府が列強の植民地にならないように、懸命に工夫していたことには考えが及んでいない。極東を探検しているつもりなのだから仕方ないかもしれない。
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