幻想の未来

唯幻論序説

講談社学術文庫

岸田秀

2002年10月31日

講談社

1,056円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

欧米人を支える「近代的自我」-それは日本人が夢見つづけた幻影だった。著者は、人間が本能の壊れた動物であり、「自我」とはその代用品として造られた幻想だと喝破する。それゆえに自我は、常に何物かに支えられずには存立できない不安定な存在である。そのラディカリズムにより、二〇世紀後半の日本の知に深刻な衝撃を与えた「唯幻論」の代表作。

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