日本後紀(中)

講談社学術文庫

森田 悌

2006年11月30日

講談社

1,650円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

勅撰の正史、「六国史」の第三 初の現代語訳(付・原文) 『日本後紀』は平安時代初期の歴史を扱った国史であり、朝廷中枢の重要な出来事を網羅した貴重な史料でもある。全巻のうち10巻のみが現存、散佚した部分の修復補完が江戸時代から多くの学者の手により試みられてきた。本書では、『類聚国史』『日本紀略』等から集めた逸文を加えて復元された全40巻に、初めて現代語訳を施す。歴史の曲がり角、平安初期の様子が間近に蘇ってくる。 『日本後紀』は古代国家が編纂した六国史の1つで、桓武朝の後半から平城・嵯峨・淳和朝に至る4代、年号で言えば延暦11年から天長10年に至る40年余の歴史を記述している。都が「咲く花の匂ふがごとく」と栄華を謳歌した奈良京から長岡京へ遷り、それも束の間、平安京への遷都が行われ1000年の都城建設がすすめられる一方で、律令国家は大きな曲がり角を迎え、政治改革が模索される時代であった。--<本書上巻「まえがき」より> 平城天皇  巻第十四      大同元年五月ーー同年九月  巻第十五(逸文) 大同元年十月ーー同二年六月  巻第十六(逸文) 大同二年七月ーー同三年三月  巻第十七      大同三年四月ーー同四年四月 嵯峨天皇  巻第十八(逸文) 大同四年四月ーー同年十二月  巻第十九(逸文) 弘仁元年正月ーー同年八月  巻第二十      弘仁元年九月ーー同年十二月  巻第二十一     弘仁二月正月ーー同年閏十二月  巻第二十二     弘仁三年正月ーー同四年二月  巻第二十三(逸文)弘仁四年三月ーー同五年六月  巻第二十四     弘仁五年七月ーー同六年十二月

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