生態と民俗

人と動植物の相渉譜

講談社学術文庫

野本寛一

2008年5月31日

講談社

1,375円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

食料や燃料を恵み、道行く際の標となり、また神の依り代となる樹。肉として薬として、あるいは害をなし、時に神の使者ともなる動物。人は自らをとりまく自然から何を享受し何を守ってきたのか。植物の活用と生命力への崇拝、動物との敵対とその霊性への畏怖。自然と相渉る人々の民俗事例と伝承を集め、培われてきた相利相生の思想の有効性を検証。

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